カラダのダカラ

  

妻のおなかに赤ちゃんがいます。

まだ妊娠2〜3週目ですが、病院のエコーにも映ってました。

妊娠が発覚してから、ずっと服用してきた喘息の薬を飲まなくなりました。

『妊娠中に薬を飲んで、赤ちゃんに何かあったら…』と心配だからだそうです。

きっと薬を服用されてる女性が妊娠したら、ほとんどの方が考えることだとおもうんですが、
ウチの奥さん、薬の服用を止めたせいで喘息が悪化。
ろくに呼吸もできなくなり、気管支を拡張するメプチンも効かず、
先ほど病院で違う薬を処方されてきました。

赤ちゃんを授かった幸せ。
でも妻の体調と赤ちゃんの成長が毎日心配です。。。  

先日から小さく「ヒューヒュー」と喘息の症状が出始めた息子。
以前に処方されたテオドールを飲ませてその日はそのまんま。

翌日、いつもの小児科を受診。
初めて見る薬を貰って帰って来ました。
それが上の写真の『フルタイド　エアー』です。

いつもなら薬と一緒に「その薬が何に効くのか」が具体的に書かれた紙をもらうんですが、
今回はその紙は貰ったものの、「何に効くのか」が記載されていない。

……怪しい。。。

薬に添付されている紙には「本剤は喘息の発作を速やかに鎮める薬剤ではありません」とは書いてある。
いやいや、
だから、
この薬は何の為に使う薬やねんっ！と中途半端な関西弁でツッコミたくなった。
先生の話では「喘息のため」らしい。
「らしい」としか言えないのは、息子を病院へ連れて行ったのが親である自分ではなく自分の母、息子のバァバだったからである。

とにかく、薬局で貰った紙にもお薬手帳にも、そして薬に添付されている説明書にすら「この薬は○○の為の薬です」と明記されていないのです。

ブラウザを起動、ググります。
結果、『気管支喘息のための薬剤』だと判明。
この薬は「ステロイド製剤」らしい。
そして服用後は「うがい・口すすぎ」をしなければいけないらしい。
ステロイド…自分はあまり知識がない。
奥さんはこういうのすごい詳しいんだよな…

息子を病院へ連れて行って薬を貰ってきた母は看護師で、その薬についての説明をされたのは妻。
どっちも薬にはそれなりの知識があるふたりが服用しなさいと言ってるんだ、大丈夫なんでしょ。。

今朝も息子に吸入させました。
特に変な副作用もみられず、段ボールで作った新幹線で遊んでます。
この薬を経験された方、結構多いんですかね…？
なんかちょっと心配な父です。。  

さて、喘息発作時のお薬「メプチンエアー」を使い続けている妻。
最初こそ「怖い」だの「嫌だ」だの言っていましたが、今ではだいぶ慣れてきました。
外出時に発作が出ても良いように常にバッグに入れて持ち歩いてますし、さっきは「これあげるぅ〜」とか言って使って量が少なくなったメプチンエアーをボクにくれました。
妻曰く、少なくなったメプチンは１回の噴霧で出てくる薬の量が少なくなるそうで、「大人は1回につき2度噴霧」と決められているけど、その2回の噴霧では効かなくなるらしいです。
ほんとかよ…
でしかも喘息発作ないしお医者さんに処方された事もないメプチンエアー、ボクが吸っていいわけもない。

でもまぁしかし、メプチンエアーを吸入し始めてからは発作で苦しむ姿を見なくなりました。
「コレはヤバい」と本人が感じた時にはメプチンエアーを吸入するので、ひどくなる前に症状を抑えられているみたいです。

※メプチンエアーとは…
　大塚製薬株式会社製造の定量噴霧式気管支拡張剤
　妻が使用しているメプチンエアー10μg(5mL)は、1g中に塩酸プロカテロールを143μg、1噴霧中に塩酸プロカテロールを10μg含有してます。  

夕方、自分の携帯に妻から着信があった。
深夜に仕事をしているのでこの時間は寝ている事が多い自分は、寝ぼけながら電話に出ると、
「メプチン持ってきて……」と力なく口にする妻。

仕事が終わり、駐車場まで帰って来れたものの、発作で咳が止まらず歩けないらしい。
とりあえずメプチンエアーを持って駐車場へ向かう。
クルマのドアを開けると妻発見。うずくまってる。
メプチンエアーを吸入、でもすぐには歩けないので「帰ってて」と言われて一度家に戻ってきた。

どうしてそんなに咳き込むんだろう…
クルマでモルモットを飼っているわけじゃないし…薬を飲み忘れたのか…？

メプチンエアー、確かに効果はある。
呼吸困難、深呼吸というか通常の自然な呼吸すら難しい症状の時に吸入するメプチンエアーですが、吸入後数分で症状が改善するというものではない。
ひゅーひゅーゼェゼェゲホゲホしている時に「シューッ」と吸入して、直後にあぁ苦しかった…と改善する薬ではない。そんな薬があるならば、メプチンよりそっちを処方して欲しいし、そこまで即効性があるとむしろ怖くなる。

クルマでうずくまっていた妻、吸入後しばらく経って咳は落ち着くも歩けず。
この寒い時期に暖房もかけずにクルマに放置は惨いので、抱きかかえて帰るか、もしくは病院に連れ込むか考えた。
「とりあえず放っといてくれ」
これが妻の返事でした。
自分の置かれている状況、症状を一番感じているのは妻本人。
動きたくない気持ちもわかる。
とりあえずマメに状況チェックをしにクルマへ行くことしかできない旦那な自分。
今日の家事は自分がしよう、それぐらいしか考えられない無力さ…  

我が家、人間だけを数えると3人家族。
うち2人、妻と息子がテオドールを飲んでいます。

テオドールは気管支を拡げるお薬みたいで、息子はもう何年も飲み続けてます。
妻は今月からテオドールデビューで、毎日欠かさず（？）飲んでますが、発作時はメプチンエアーです。

そんなおふたりさん、最近は咳が減ってきました。
息子にいたっては激減しました。
先日まで、毎晩同じ時間になると咳き込んでいた息子ですが、掛け布団を掛けて寝るようになってからだいぶ減りました。
朝晩は冷えるようになってきてましたが、寝ている間に掛けている毛布をどけて普通に寝ていたので「暑いのかな…」と思って掛け布団は使ってなかったんですが、小児科の先生から「夜一定の時刻に咳が出るのは気温が低くなるからだと思うよ」と言われました。　ちょうど冷え込みもキツくなってきたので掛け布団を導入してみると、ホント咳がなくなりました。
ハウスダスト、ダニなどのアレルギーがある息子。
部屋をキレイに保っても、毎晩必ず同じような時間に咳き込む症状に悩んでいましたが、掛け布団でだいぶ落ち着きました。

テオドールを飲む事で確かに症状は軽くなっていましたが、やはり薬だけではダメなんですね。
ちなみに、熱があるときは小児科の先生に「弱めのテオドール」を処方してもらってます。
いつか、テオドールなしで普通にいられるようになると良いです。  

今晩は外食でした。
食後突然咳き込み、ゼエゼエ言い始めた妻。
何か言おうとしても、発声しようとすると咳き込み。
先日病院でもらって来た薬の中に、発作の時に吸い込む薬があるというので、どこにも寄らず直帰しました。

病院から出た薬というのは、メプチンエアーという定量噴霧式気管支拡張剤。
息を吸い込みながらボンベを押して薬を噴霧するというもの。

初めて使う薬に怖がる妻。
それでも楽になってもらいたくて半ギレで薬を強要する自分。
で、やってみました。

オトナは1回に2吸入するらしく、「臭い、薬臭い」と言いながらも妻は2度吸入。
しばらくすると、医者の説明通り、心臓がドキドキして、軽く震えて来たようです。
「腕にチカラが入らん…」と横になってます。
でも、症状は治まりました。
さっきまでのあの呼吸困難から脱し、静かに呼吸しています。
薬ってすごい。

横で見ていた息子は、半ギレで薬を進める父親が少し怖いのか、顔がこわばってましたが…
思いがけない「副作用」でしたね…  

うちの息子は喘息持ち。
今でこそ、その症状は落ち着いているものの、もう3年ぐらいクスリを飲み続けています。
今5歳だから2歳の頃からでしょうか…

それから妻。
妻はアトピー＆モルモットアレルギー。
でもモルモットを飼ってるツワモノ。

これから少しずつ更新していこうと思う、このブログの管理人の夫です。