ピアス開けたら…

raytot

2007年09月07日 14:14

扁桃炎。

以前から職場の人に『おまえピアス開けろよ。似合うぞ』と言われ続けてきた。
アクセサリーは好きだけど、わざわざ痛い思いしてまでアクセサリーを楽しむほどではないし、だいたい耳に穴開けるなんて絶対痛いに決まってる、そう常々思ってました。

でも、ボクは自分の信念が弱いのか、言われ続けて『開けようかな、ピアスの穴…』と考えました。
自分は今年で31歳。
見た目はなぜか若く見えるので、初対面の学生さんに「タメ」だと思われてタメ口もしばしば。
とはいえ、今さらピアスってどうなのよ…と少し悩む。

何かをする前には入念な下調べをしないと気が済まない性格なので、ネットでピアスについていろいろ情報を探す。
まぁ賛否両論ありますが、せっかく開けてみようかなと思ったんだから開けてまえっ!と決心。

ピアス歴は長い妻に「ピアス…開けようかな…」と告げてみた。
「おっ!?開けるぅ〜??」
結構前向きな返答。

でも痛いんでしょ?
どんくらい痛い?
筋肉注射とどっちが痛い?
あ〜絶対痛い…

ちょっと尻込みする自分をよそに、翌日妻はピアッサーを物色してきた。
仕事中にピアッサーを物色する妻もどうかと思うが、こっちはこっちでネットで評判の良いピアッサーを探してました。
その日、ショップを回ってピアッサーを探し、結局ネットで評判のやつじゃなく、妻が見つけたピアッサーで勝負することになりました。

帰宅後、パッケージの裏を読む。
滅菌済みらしい。(当然か)
いつ開けようかなぁ…
寝る前?明日?
絶対痛いよな…

表向き冷静を装いながらも悩んでいると、そんな自分の隣りで妻はパッケージを開けた。

「へぇ〜こうなってんだ。」

開けた…パッケージを開けやがった…

「開封後はすぐに使ってくださいだって♪」

滅菌してあるものを開けたらすぐに使うのは当然ですが、こっちはまだ踏ん切りがついてない。

妻は、旦那の背中を押すのでなく、追い込んだ。そんな言い方の方が正しい。

仕方ないので冷蔵庫から凍った保冷剤を持ってきて耳たぶを冷やす。
冷え過ぎで耳たぶが痛くなった頃、
「今お願い!」
妻に頼む。

ピアッサーを持った妻、「こうかな〜この角度?この辺か??」と言いながらたっぷり時間をかけて穴を開ける位置を探している。
『おいおい…そろそろ耳たぶ常温になってきましたが…まだですか?』
歯を食いしばりつつ、いつくるかわからない激痛に備えました。

妻がついに「んじゃいくよ?」と言った時には緊張の限界。
「ちょっと待て!もう冷えてないからちょっと待て!もう一回冷やす」
再度保冷剤で冷やす。

数分後、完全に冷えた耳たぶを妻に委ねました。
しかし、またしても妻は位置の確認をし始めた。
「おい!早くしてよ!」ちょっとキレる。
「変なとこ開けたら困るでしょ!」と言い返される。
確かに。。。

そしてついに「いくよ?」と言われ覚悟を決めました。


『サクッ』

「ハイ、入ったよ」と意外とアッサリ終了。
あんまり痛くない。
刺した瞬間よりも、刺してしばらくした後の方がジンジンと感じる。

こうしてついに31歳のファーストピアスは装着されました。

この後は毎日消毒してケアしてまして、化膿とかもせず順調なんですが…
ひとつ心配していたことが現実となりました。

そう、冒頭に書いた、ピアスとは全く無関係な言葉「扁桃炎」。

ボクは扁桃腺が弱いのか、よく扁桃炎を患います。
体調が悪かったり徹夜や何かで睡眠不足になったりして体力が落ちるとなるんですが、例えば耳の近くや顔に吹き出物とか出来たり、虫歯が悪化したりすると、その炎症が起きている側の扁桃腺は化膿します。

そして今回、自ら耳たぶに穴を開けましたよね。
傷を自ら作ったわけです。
やっちゃいました。。。
今回は完全に化膿する前に病院を受診しまして抗生物質を処方してもらいました。
それでも熱は39℃ぐらいまでなりまして、全身の関節痛なんかと現在も戦っております。
さっき飲んだ薬でこのブログを書いている今は落ち着いてますが…


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